ぼくが目指すもの。その1「学生時代」
こんにちは。
今回もご覧頂き、ありがとうございますm(_ _)m
ぼくが、これまた、なぜ「農家民宿」なのか。
ここについて書いていきたいと思います。
元々、生まれた実家は農家でもなんでもなく、
ごく普通の一般家庭でございます。
そんな自分がなぜ農家民宿に興味を持ったのか。
一番大きなきっかけは、大学時代に北海道へ行き、
「大規模な農業」というものに直で触れたことだと思います。
なんやかんやといろいろありまして、
高校では畜産を学び、
「牛っておもしろい!北海道で畜産学ぼう!」
(なぜそうなった。)
と、愛知県から遥々、北海道の帯広の大学へと入学をします。
ここでは北海道という土地柄から「農家バイト」というものが
一般的な大学生のバイトとして存在します。
ポピュラーなとこで言うと、
ダイコン、じゃがいも、長いもの収穫、
砂糖大根(ビート)の種まきなどなど。
今でも記憶に鮮明に残るのですが、
ひたすらな単純肉体労働で汗をかき、
十勝平野にある畑のどまんなかにコンテナを並べて
そこでおやつ休憩をするんです。
見渡すかぎりの畑、労働後の清々しい疲労感、
おいしいお菓子、農家さんとのふれ合い。
※画像はイメージです。こちらからお借りしました。
ダイコンの収穫なんかは日の出前の早朝(3時頃)から始めるんですね。
作業を進めていると、少しずつ日が昇り始め、
うっすらと朝もやがかかってきて、畑の向こうから朝日が顔を出します。
朝もやと朝日を一身に浴びながらの農作業。とても神秘的なんです。
※こちらもイメージ。こちらからお借りしました。
これが自分にとって、とても素晴らしい原体験として残っています。
しかし、その一方では「大規模な農業」による
負の側面もいくつか見えてくるわけです。
効率を優先するために廃棄処分されていく、
「食べられる野菜」。
悪いことではないのでなかなか書きにくいのですが、
当時の自分には何か違和感を感じた、
「効率化」「機械化」。「農業の工業化」。
そんな中でも、やっぱり気持ちの良い畑作業と、
その日もらったお給料、そしてたくさんのお野菜。
自分の中で感じる「何かの違和感」と、
「やっぱり農業ってすばらしい!」という気持ち。
「みんなが食べるための"食料"をつくり出すって、
めちゃめちゃすごい仕事だな!」
その、当時大学生だった自分の崇拝にも近いような
「農業」への憧れ。
そして自分自身が農家さんのお手伝いをすることで感じた
「心地よさ」。
これが自分が「農家民宿」を開業しようと思った
きっかけの一歩目だったように思います。
長くなりました^^;
次回につづきます。
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